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ジャカルタで違うことを思う夜。

  私は今、ジャカルタでブログを書いています。 ジャカルタですよ、ジャカルタ!フォー! 初インドネシアは今回で、お仕事で、でした。 ありがたいです。 退院されるインドネシア国籍の方と一緒に飛行機に乗って、空港でお待ちの親族の方へお引き継ぎしたら任務完了のお仕事です。 スカルノ空港内にあるホテルに宿泊します。 宿泊と言っても、朝6:00の便なので滞在時間は12時間もありません。 もったいない!! けどなんて贅沢!! 空港を一歩も出ないなんてもったいないよーと言われましたが、いや、逆に贅沢です。 今日はとことん一人でジャカルタの夜(スカルノハッタ国際空港の夜)を満喫したいと思います。 そんなジャカルタの空気を吸いながら、先日不思議な体験をした…といっていいのか、とにかく、こう、胸がギュッと痛く熱くなった出来事を書いていこうと思います。 施設に入所している父と、別の施設に入所している母とを、久しぶりに会わせたいのです。 と娘さんからご依頼をいただきました。 まずはお父様と娘さんをお乗せして、お母様の施設へ。 娘さん「面会は15分程度で終わりますので待っててください」 本当に15分程度でお父様と表に出てこられて、 森田「無事にお会いできましたか?」 娘さん「はい、実は1年ぶりで…」 森田「それはお二人とも嬉しかったでしょうね」 そんな会話を帰りの車内でしてました。 そして、次の次の日、娘さんから介護タクシーのご依頼をまた頂戴しました。 次は、お父様の施設から葬儀場でした。 ご依頼をいただいた瞬間、え?と手も言葉も止まってしまいました。 今回は施設から付添いはできないとのことで、身近すぎる方なんだな、と確信に変わっていきました。 「実は2人を会わせた次の日に母が亡くなったんです。 最後に会わせることができてよかった。 ありがとうございました。」 と、当日教えてくれました。 当日は私ではなく、永野さんが担当していて、永野さんが私に教えてくれました。 「いい仕事したね!!」 と、永野さんも感動してくれていました。 私は、もう、でてました。涙。びえぇぇん。 最後に会えて思い残しがなくなったからなのか、虫の知らせってやつなのか、はたまた、たまたまなのか。 嬉しい気持ちと切ない気持ちと、なんだかとっても複雑な感情になりました。 これからも色んなことが起こるであろうお仕事、介護タ...

10月の思い出。

10月の終わりに書こうと心に決めたのに、月末は請求書やタクシー券の事務作業に追われ。 次は11月始めに書こうと心に決めたのに、3連休を利用してハイエースの治療に追われ。 気がついたらもう11月も中旬、15日です。 明日やろうは馬鹿野郎!結構好きな言葉です。 好きな言葉だからって、実行に移すか移さないかは自由なので。 ちなみに一番好きな言葉は、一石二鳥です。 で、10月の思い出です。 10月は結婚式への同行ご依頼をいくつかいただきました。 友人の結婚式への招待が来なくなったお年頃♡ こんな形で結婚式にご招待されることになるとは、20代の私には想像もつくまい!笑 ご招待はされていない!笑 新婦様からのご依頼で、施設にご入居中のおばあちゃん?を会場へとお連れしたのですが、 ご同乗された親族のお姉さんと、車椅子のご利用者様の車内での会話。 祖母「忘れ物はないかねぇ」 と、バックをゴソゴソ… 姉「ハンカチ持った?お金は…あるねぇ。大丈夫!」 祖母「あ!数珠忘れた!!」 姉「…!!!笑!!!今日は数珠はいらないのよ!○○の結婚式に行くんだからね!笑」 おばあちゃんのかわいい発言で、車内がいっきに明るくなりました。 結婚式に行く機会が減った私同様、イレギュラーなイベントですよね。 ほっこり。ほっこり。 結婚式の間も何事もなく(給料泥棒!)無事に施設までお送りいたしました。 帰り間際、新婦様とお会いできる時間がほんの少しあって、 祝福の言葉とご依頼のお礼を直接伝えることができました。 披露宴には出席されないおばあちゃんのために準備されてた高級そうなお弁当。 なぜか2つ。 新婦様「今日はありがとうございました!よかったらお弁当持って帰ってください!」 給料泥棒なのに高級なお弁当まですみません! ありがとうございます! 美味しかったです!幸せなお味がしました!! 病院がお休みの土曜日日曜日は、比較的お休みを取れたりするのですが、 おかげさまで10月は、お休みが少なかったです。 有り難いことです! おめでたい席、楽しい会合など、やっぱりこちらも嬉しい気分になります。 ところで、今の主流はジューンブライドではなくて、オクトーバーブライドなんですかね?

10月10日

 10月10日は森田クシーの日にしよう! と、愛社精神の強いうちの大切な2台目ドライバーさんが言う。 森田クシーは足立区千住に事務所があります。 センジュ、センジュー、千十、1010、です。 うちの車は2台ともナンバーは1010です。 地元に愛される介護タクシー事業者になるぞ! ・・・なんて強い気持ちで取得しましたが、実際1010が走っているのは近隣区ばかり。 千住のみなさまもっと愛してください!!笑 とういわけで、今年も無事に10月10日、モリタクシーの日を迎えることができました。 最寄り駅の北千住駅近辺には1010ロードなんていう商店街もあります。 千住をお散歩すれば、1010ナンバーをよく見かけます。 10月10日モリタクシーの日なんてちょっとおこがましい気もしますが、、、 なにも国民の祝日に設定しようとしているわけでもなし、まあいいでしょう。 営業開始が2023年12月なので、あと約2ヶ月で2周年です。はやぁ! 足立区でも近隣区でも1010ナンバーを見かけたら手を振ってもらえるような、 あっちこっちに知り合いのお客様だらけの事業者になるべく、がんばります! 手を振ってもらえたら、ハンドル離して全力で振り返しますから!(あかん)

社名について。

 我が社は森田クシーと申します。 ある時、あるお得意先様に伺った際に、 部下>森田・・モリ・・・モリタタク・・・・モモモ 上司>森田クシーでモリタクシーなの!単なるダジャレだから気にしない! 上司・森田>笑笑笑 小さな笑いを取れたり。 お電話でお話しは初めてさせてもらう企業さんと、 森田>お世話になっております。森田クシーと申します。○○の件でご連絡させていただきました‥ 社員さん>あ、森田クシーさん!お世話になっております!あ、お名前が珍しかったのですみません。○○の件ですよね‥ お話が早かったり。 いいことばかりではありません。 いや、いいことの方が少ないです。 会社に郵送物を送ってもらう時も、 「森田までが漢字で残りがカタカナです。」 「クシーがカタカナですね?」 「あ、はい。すみません。。」 日に1度はこの会話をしているような気がします。 「モリタ クシー! そういうことですか!笑笑」 と返してくれた事業者様からは引き続きご依頼をいただいているような気がします。 ありがとうございます! しかし、送られてきたお手紙の封筒に修正ペンで(タ)が消してあるのを何度か受け取ると、申し訳ない気持ちになります。 すみません。 さて、なぜ大切な大切な社名を【森田クシー】にしたかというお話。 うちのおとーちゃんは、新卒から定年までずーっと同じ会社で、定年が過ぎても子会社で働き、遅刻欠勤なく真面目に通勤する仕事大好き人間でした。 自分で会社をやりたかったなんて聞いたことないですが、子供に言わないだけで、あんなに仕事が好きだったんだもの!少なからずあったはず!と、勝手に妄想し、 名字を社名にしてみました。 あとは、名乗った時にクスリとひと笑いあれば和やかにお話が進むかな、と。 単純です。 今思えばもっとちゃんと、皆様が、呼びやすい覚えやすい介護福祉タクシーだな、と分かりやすい社名にすればよかったなと思わくもないですが、日に日に愛着がわいてます。 読み方分かりづらいのも、なんの会社かわからないのも愛おしい!! モリタクを今後ともよろしくお願いいたします。 あ、2台目発動します! 車椅子4台乗車可能なハイエースです。 詳細はまた後日・・・。
桜ももうそろそろ終焉ですね。 毎日車に乗る生活を始めたおかげで、桜の時期を人生で一番満喫できた年になりました。 エアコンも付けずとも快適な温度の車内から、窓を少し開けて風を感じながら桜を見る。 さいこう。 森田、仕事しろ。 突然ですが、私はお笑い番組が好きです。 ライブに行くほどのファンな方はいませんが、お笑い芸人さんが大好きです。 その中でも、コンビでいうところの“ツッコミ”の方によく笑う傾向にあるようです。 今日出会ったお客様は、ちゃきちゃきな江戸っ子という感じのマダムで、、江戸っ子とマダムってなんかイコールしませんね。笑 東京の下町といわれる地域のマダム。 お洋服も髪型もバシッとキマっていますが、毒舌です。 車内二人っきり。たくさんお話してくださいます。 マダム:私はね、耳は丈夫なのよ。なのにヘルパーは年寄りはみんな耳が遠いと思ってっから声がでっけーのよ! 私:笑笑 マダム:だから私は、聞こえてるようっせーなー!っていってやんのよ。 私:笑笑笑 それ介護職あるあるだと思います。プライベートでも声大きくなってゆっくりしゃべるようになりましたもん! マダム:年寄りはみんながみんなとんちんかんじゃないっつーの! 私:笑笑笑笑 気をつけまーす 笑笑 とっても面白くてファンキーでかっこいいマダムとのドライブ。 楽しいひとときでした。 お車から降りて、施設職員の方に車椅子を押されながら手を上げて、 「また会おう!」 後ろ姿がかっこよすぎました。 元気でいてくださいね。 また会いましょう!

成年後見人制度。

訪問介護事業所で修行していたモリタクシーですが、 介護タクシーを始めて、訪問介護とは全然違うな、と思う日々を過ごしております。 ひと言で言えば、在宅介護ができている方はお元気!! それはそうですよね。 介護タクシーのご利用者様のほとんどは、通院・転院・退院です。 起き上がれない方はストレッチャー、座位が保てない方はリクライニング車椅子、酸素吸入されてる方は、酸素持参したり。 ご自宅の階段が降りれない方は、布担架かついでお連れします。 モリタクシーは女性なので、ご家族は心配そうに見守られていますが、安心してください!履いてますよ!! 先日、とっても心打たれる出来事がありました。 転院の時もお手伝いさせていただいた方の、通院です。 (入院してても、この処置はこの病院ではなくこの病院で、など、よくあります。) 転院の時はきっと後見人制度はご利用されてなかったのかな、2ヶ月前です。 私がお連れする中でも、お若い患者様のようにお見受けできます。 お付き添いの方も私の両親と変わらない年齢かなと思えるご夫妻でした。 今回の通院は、後見人を通してのご依頼となりました。 後見人制度は、初任者研修で学んで、実際にお仕事させていただくのは初めてだったので、改めて、どんな仕組みなのかネットでですが学習しました。 例えば、自分の子供が障害を持っていて、自分たち(両親)が先立ち、自分たち(両親)がいなくなったらこの子はどうなるんだろう。。 そう思うのは当然だと思います。 帰りのお迎えの時、 通院とはいえ、久しぶりにご家族に会えたおかげか、久しぶりの太陽を浴びたおかげか、硬直した体が少し和らぎ、閉じたままの目が少し開いていて‥ 「わぁぁ‥見てくれてる!写真撮る時間ありますか?」 と、ご家族。 「もちろんですよー!お二人で一緒に撮りましょうか?」 との問いかけは聞こえてないご様子で(笑)、涙を流しながらシャッターを切り続けてらっしゃいました。 自分の意思や判断で悪い人に騙されないように財産を守ります! というのが、成人後見人制度だそうです。ざっくり。 今後、もっと広まる制度、後見人制度だと思います。 私ももっと学習を深められたらと思います。

同行援護。

 介護業界に興味を持ってまだまだ2年弱。 やる気と行動力には自信があっても、経験値の弱さでは誰にも負けません!(あかん) 利用者さんやご依頼をいただく方に少しでも安心していただけるように、知らないとことを一つでも減らすために、たくさんお勉強することにしました。 その中のひとつに、同行援護従事者養成研修というものがあります。 同行援護とは、 移動に著しい困難を有する視覚障害者等の方に、外出した際にその障害者等に支援員が同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護その他のその障害者等が外出する際の必要な援助を行います。 ※ウィキペディア引用 介護タクシーを始めるのに役に立つのかはわかりませんでしたが、受講。 バンダナで目隠しをし視覚障害者体験。 瞬間に動けなくなり、同行者役の人がいないと怖くてたまらなくなりました。 利用者さんは、同行者の腕や肩を持って歩きます。 同行者は、言葉で曲がる旨や段差がある旨を伝えるのですが、目が見えている人は言葉の前に体が動いてしまっています。 新たな動きを耳で聞いていなかった利用者さんは、同行者の腕や肩の動きでびっくりしてしまいます。 あとは、生まれつき障害がある方と、後天的に視覚障害を患った方との感覚や心理的違いなど、とっても興味深い講座でした。 今後の仕事に役に立つのかわからないまま受講した同行援護従事者養成研修ですが、すぐに受けてよかったなぁと思う出来事がありました。 それは、私に介護タクシーのノウハウを一から教えてくれた介護タクシー事業者さんで同乗研修させていただいていたとき。 ビルの上の方にある眼科に通院される方の通院帰りのお迎えでした。 同行援護研修に行っていなかったら、おどおどしてしまっていたかもしれませんが、研修後の私は、習ったことを全て駆使、堂々と同行援護できたのかなと思います。思いたい! エレベーター乗降、ビルから道路への段差、薬局での薬の受け取りが終わり、師匠のハイエースへお連れし乗っていただき発車。 車内で、 「今まで普通のタクシーを呼んで通院してたんだけど、だんだんよく見えなくなってきて‥病院のビルの前で降ろされて、帰りもマンションの前なんだけど、団地でどの入り口なのかもわからなくて‥今後もお願いしてもいいですか?」 と。 冥利に尽きるとはこのことですよね? その後、モリタクシーの営業が開始できた...